WiMAXは田舎で使えるか

      2016/04/21

WiMAXは田舎で使えるか

WiMAXの通信エリアは毎日のように拡大しています。人口の多い場所から始まっていきますが、郊外やいわゆる田舎と言われるところでも使えるようになってきました。

管理人の実家は岐阜県の山奥にあります。ずっと圏外で帰省の際はWiMAXが使えませんでした。ところが、1年前にWiMAXが開通し、使えるようになりました。しかし、都会とは少し勝手が違う部分があります。

アンテナが少ない(おそらく)

管理人の実家はWiMAXのエリアを確認すると、エリアのど真ん中でよくつながりそうな気がします。ところが実際はあまり電波状況は良くなくて、2階の窓際に端末を置くとやっと受信するという感じです。

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こんな感じで使っています

これはおそらく、アンテナの数が少ないからではないかと思います。一応エリア内にはあるのですが、アンテナが少ないため、アンテナのある方向でないと電波を受信しづらいと考えられます。

WiMAXの電波は2.5Ghz帯を使用していて、直進性はよいのですが、回り込みにくいので、建物の陰や部屋の奥ではつながりにくくなります。都会の場合はアンテナが複数あるので、別のアンテナの電波を拾うかもしれませんが、田舎の場合はアンテナの数が少ないと考えられるので、端末を置く場所によってはつながりません。

このため、つながりやすい場所を求めて試行錯誤するといいと思います。あらかじめアンテナの場所がわかっている場合は、最初からその方向にある窓の窓際に端末を置くといいでしょう。

契約にあたっては事前にトライWiMAXをおすすめします

田舎の場合、エリア内でもアンテナとの位置関係によってはつながりにく場合もあります。ですので、契約前にはトライWiMAXで実際に試してみることをおすすめします。

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端末はキャリアアグリゲーション対応がおすすめです

田舎の場合、ビルなどの建物が少ないため、反射波を利用して通信速度を上げる4×4 MINO方式はあまり適していません。

一方、2つの電波を束ねて速度を上げるキャリアアグリゲーション方式には適している可能性があります。これは田舎はユーザーが少ないため、電波に余裕がある可能性が高いからです。このため、速度が出やすくなります。

しかし、速度は使用状況によって異なるので、上記でご紹介したトライWiMAXでキャリアアグリゲーション方式の端末を借りて試してみるといいかもしれません。

ちなみにキャリアアグリゲーションに対応しているWiMAX端末は2016年4月現在では、ファーウェイ製のW02です。こちらで端末の比較ができます。

WiMAX 2+端末の比較表

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