WiMAXキャンペーンの分類と注意点
2016/11/02

WiMAXのプロバイダ間には通信品質の差がほとんどなく、どこを選んでもほぼ同じサービスを受けることができます。
このため、各プロバイダは様々なキャンペーンを展開して顧客を獲得しようとしています。
ここではそのキャンペーンを分類してみたいと思います。
キャシュバック
キャシュバックは、一定期間利用したあとに、お金を払い戻すというキャンペーンです。契約時に値引きしてしまうと、すぐに解約する顧客も出てきますが、一定期間が過ぎたあとに払い戻すという形式で値引きをすれば、その期間は顧客を引き止めておくことができます。
WiMAXの場合、最大で3万円を超えるキャッシュバックキャンペーンを展開しているプロバイダもあって、最もお得なキャンペーンと言えるでしょう。
しかし、注意点もあって、申込時にキャッシュバックの受取時期と手順をしっかり確認しておかないと、うっかり期間が過ぎてしまったり、手順を間違ったりして、受け取れないこともあります。プロバイダ側もキャッシュバックを支払わなければそのまま利益になりますので、あまりフォローをしてくれません。キャッシュバックキャンペーンを利用する際は、時期と手順を確認して忘れないようにしておきましょう。
旧機種を安く
WiMAXのキャンペーンでよく行われるのか、旧機種の契約料金を下げて安く販売するというパターンです。
「在庫がなくなり次第終了」という感じなので、すぐに契約を検討するという方もいるでしょう。
確かに、安く契約できる場合もありますが、WiMAXの場合は一旦契約すると機種変更ができないため、2年間使い続ける必要があります。もし機種変更をしようと思ったら、解約金を支払って解約し、再度契約する必要があります。
このため、旧機種のキャンペーンの場合、その機種のスペックや機能などをよく検討しておくといいでしょう。WiMAXは日々進化しているので、旧機種の場合、速度が遅かったり、バッテリーの持ちが短い場合などあります。旧機種を選ぶ場合は、新機種とよく比較してからにするといいでしょう。
タブレット付き
最近はあまり見かけませんが、以前はタブレット付きのキャンペーンがよくありました。タダでもらえる場合と、月々数百円で使用できるというパターンがあります。
タブレットが欲しいという方にとっては魅力的なキャンペーンだと思います。ただ、1点注意があります。このキャンペーンを選ぶ場合、タブレットのスペックをよくチェックして下さい。もしかしたら型落ちの売れ残りや、人気のない機種が割り当てられているかもしれません。せっかくもらったタブレットが古かったり、性能が悪かったら悲しいですよね。
その他サービスを付ける
金額やモノではなくサービスをつけるというパターンもあります。
例えば、「自社で運営しているサービス(レンタルサーバーなど)を1年間無料で使用できる」や「ウイルス対策ソフトを2年間無料で使用できる」などです。
これらは、そのサービスを利用した時の金額に換算して検討するのがおすすめです。もしかしたらかなりお得になる場合もあります。
まとめ
WiMAXのプロバイダはあの手この手で、顧客を獲得しようとキャンペーンを展開しています。キャンペーンをする側は大変ですが、利用する側はお得です。うまく活用して、お得にWiMAXを使えるといいですね。