【大学生・社会人】一人暮らしのインターネット回線にはWiMAX 2+がおすすめ
2016/10/13

一人暮らしは何かとお金がかかるのでできるだけ節約したいですよね。でも、インターネット回線はなくてはならないものなのでできるだけ便利に使いたいという希望もあると思います。
そんな方に最適なのが安くて速くて便利なWiMAX 2+(ワイマックス ツープラス)です。
WiMAX 2+はポケットWi-Fiのひとつ
WiMAX 2+は簡単に言うと、ポケットWi-Fiの一つです。
上の画像のような小型の専用端末を使って電波を受信してインターネット通信を行います。大きさはスマホより一回り小さいくらいです。
ケーブルが必要ありませんので、気軽に持ち運んでどこでもインターネット通信ができます。
「気軽に持ち運んでどこでもインターネット通信ができます」
大事なことなので2度言いました。そう、これは一人暮らしにはとても重要です。
つまり、回線工事が不要なのです。
光回線やADSL(電話回線を使った通信)の場合、引越し後に必ず回線工事が必要です。実際にケーブルを引き込んだりする工事をするものもあれば、NTTの局内で済む場合もあります。
もし工事をするとなったら、日程を決めて立ち会う必要があります。しかし、引越しシーズンともなれば、工事の予約がいっぱいで数週間待たされることもよくあります。すぐにインターネットを使いたい場合はイライラしますよね。また、特に女性の場合は工事とはいえ、見ず知らずの作業員が部屋に入るのは抵抗があるのではないかと思います。
WiMAX 2+なら回線工事は一切必要ありません。この端末さえあれば、引越し後すぐにインターネット通信をすることができます。
でも電波を使った通信は遅いのでは…
確かに、一昔前は光回線に比べて遅いこともありました。しかし、技術の進歩はめざましく、最新機種では最大で220Mbpsの高速通信が可能となっています。スマホの通信も3GやLTEなどの新しい規格が出てきてどんどん速くなっていますよね。あれと同じでWiMAX 2+もどんどん進化しています。もう光回線と遜色ないと言ってもいいレベルでしょう。
実際に私(管理人)は光回線からWiMAX に切り替えて3年が経ちます。普段パソコンを使った仕事をしているので、日中はほぼ使いっぱなしです。また、スマホにはSIMカードを入れておらず、WiMAX 2+経由で通信しています。そして子どもはPS3でYoutubeの動画を毎日のように見ています。さらに私はスカパーオンデマンドでスポーツ中継を見たりしています。それでも支障なく使えています。
でも高いんじゃね?
そんなに便利なら高いのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。たしかに、まともに契約すれば少し高いかもしれません。しかし、3月~5月の引越しシーズンにかけては、各社がキャッシュバックによるキャンペーンを展開していて、かなり安く契約できます。最安の会社では月々の費用が3,000円を切ります(端末費用も含めて)。(詳しくはWiMAXプロバイダの比較表をご覧ください)
WiMAXは光回線に比べて、かなりお得になっています。また後述しますが、スマホを格安SIMに変えて、通信をWiMAX 2+経由にすれば、通信費を大幅に安く抑えることができます。
通信量などいろいろと制限があるんじゃね?
WiMAX 2+はなんと通信量が無制限です。「ギガ放題」というキャッチフレーズを使って通信量無制限をアピールしています。
ただ、完全に無制限にすると一部のヘビーユーザーが回線を使い倒してしまい、全体の通信品質が低下する恐れがあります。これを防ぐために、過去3日間の通信量が3GBを超えた場合は、翌日は通信速度を制限するという方法を取っています。3日で3GBなので、1日平均にすると1GBとなります。つまり1ヶ月(30日)なら最大で30GBもの高速通信ができます。
多くのスマホでは1ヶ月に7GBという制限がありますが、WiMAX 2+の場合はその4倍以上、なんと30GBもの高速通信が可能になります。
ところで3日3GBを超えると、どれくらいの速度に制限されるか気になりますよね。例えばドコモのスマホの場合7GBを超えると128Kbpsという超低速になってしまいます。ところが、WiMAX 2+の場合は制限がかかっても3~5Mbps程度の速度が出ます。これはYoutubeの場合、標準画質が問題なく見れるレベルの速度です。
私(管理人)の場合、前述したのですが、とにかくWiMAX 2+を使いまくっています。ほぼ慢性的に3日3GBを超えています(詳しくは以前に書いた3日3GBの通信制限状態が日常になってしまっている件という記事をご覧ください)。しかし、Youtubeは普通に見れますし、スカパーのオンデマンドだって普通に見れちゃいます。正直言って速度制限がかかっているかどうか全く気づきません。3日3GBを超えていてもまったく普通に使えます。詳しくは以前に書いた3日3GBの速度制限が緩和されたのを実感した件という記事をご覧ください。
つまり、WiMAX 2+は実質的に通信量無制限と言ってもいいのではと思います。
スマホで十分じゃね?
スマホのディザリングを使うから、ポケットWi-Fiはいらないという方もいらっしゃるでしょう。たしかに通信量が7GB以内で余裕のある人だったらそれでもいいでしょう。
しかし、スマホでYoutubeを見たり、タブレットやパソコンを接続して使うとしたら7GBを超えてしまう可能性があります。通信量を気にしながらパソコンやスマホを使うのは大きなストレスになってしまいます。
そこで提案したいのですが、スマホを格安SIMにして、通信はWiMAX 2+をメインにするという方法です。
普段、家や学校にいる時はWi-Fi経由でWiMAX 2+を使ってインターネットを通信します。そうすれば、通信量を気にすることなくスマホを使えます。そしてWiMAX 2+の電波が届かない地下街や郊外などでは格安SIMを使って通信します。
WiMAX 2+は電波の波長が短いので、携帯会社の通信に比べてやや届きにくいという性質があります。アンテナの数が増えてかなり改善されていますが、例えば「オシャレな居酒屋の奥まった個室」や「地下にある隠れ家的なお店」のようなところでは圏外になることがあります。そういう時はつながり安い格安SIMに通信を切り替えれば、問題ありません。
通話付きの格安SIMは1GBで1,200円/月程度です。そしてWiMAX 2+が3,000円/月程度(最安の場合)ですので、合計4,200円で通信量無制限が可能となります。ちなみに通話つき格安SIMは通話料がやや高いですが、LINEの通話機能などを使えば節約できます。
またまた私(管理人)の話で恐縮ですが、私の場合、実はスマホにSIMは入っていません。完全にWiMAX 2+のみで通信しています。ですのでスマホの通信量はゼロ円です。ただ、電話は必要ですので、電話専用にドコモのガラケーを1台持っています(月々1,000円くらい)。
ポケットWi-FiはWiMAXだけなの?
ポケットWi-FiはWiMAX 2+以外にも、Y!モバイルやSIMフリールーターなどがあります。しかし、Y!モバイルの場合、通信容量は7GBまでで、それ以上は128Kbpsの通信制限がかかります。
また、格安SIMを市販のSIMフリールーターはに差し込んで使うという方法もありますが、SIMフリールーターは安いものでも1万円くらいします。そして格安SIMの大容量コースでは、DMMモバイルの20GBというのがありますが、約6,000円/月とかなり高額です。
こう考えると、端末代が無料で、月々の通信費も3,000円くらい、そして通信制限がないというWiMAX 2+が最もおすすめです。
WiMAX 2+を始めるには
WiMAX 2+を始めるにはどうすればいいか、具体的に説明していきます。
エリア内か確認する
まず最初に行うことは、WiMAX 2+のエリア内か確認することです。WiMAXは人口カバー率が90%を超えているので、多くの地域で使うことができます。しかし、内陸部や離島では圏外の場所があります。まずは下記のサイトでエリア内かどうか確認しましょう。
サービスエリア|UQ WiMAX,UQ mobile|超高速モバイルインターネットのWiMAX2+
トライWiMAXを検討する
WiMAXには「トライWiMAX」というお試し制度があります。
これは約2週間、無料でWiMAXをお試しできるサービスです。エリア内だけどギリギリでつながるかどうか確かめたい場合などに有効です。
またWiMAXは携帯電話に比べて電波が届きにくい性質がありますので、アパートやマンションの立地や部屋の位置によってはつながりにくい場合もあります。アパートの近くに大きな建物があったり、ビルの陰に入る場合は試してみた方がいいかもしれません。
トライWiMAXは無料ですが、申し込みの際にはクレジットカードが必要です。期間内に返却すれば無料で何も引き落とされませんが、万が一返却されない場合1万5千円が引き落とされます。クレジットカードはいわば保証金のようなものです。
→Try WiMAXレンタル|UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+
プロバイダ、端末を選ぶ
プロバイダを選ぶ
エリアに問題がなければ、プロバイダと契約することになります。WiMAX 2+は回線事業者であるUQ WiMAXと、その回線を借りて事業を行っているMVNOと呼ばれる会社がいくつかあります。契約する会社は異なりますが、回線は同じWiMAX 2+になります。
これらの会社はそれぞれ特徴があり、さまざまなキャンペーンやサービスを提供しいます。
料金体系が複雑なので、初めてWiMAX 2+を契約する場合、迷ってしまうと思います。そんな方のために、わかりやすい比較表を作成してみました。キャッシュバックなどいろいろな値引きがありますが、最終的に実質的な月額費用を計算すると簡単に比較できます。
WiMAX歴4年の管理人がおすすめする4つのプロバイダを比較していますので、参考にしてみてください。
端末を選ぶ
WiMAX 2+の場合、端末の数は少ないですが、それぞれ特徴的ですので、利用状況に合わせて選ぶといいでしょう。こちらも比較表を作成しましたので、参考にしてみてください。
まとめ
長々と書いてしまいましたが、WiMAXおよびWiMAX 2+歴4年の管理人から言わせていただくことは、一人暮らしにはWiMAX 2+が最適だということです。
持ち運んで使えるので、帰省先や旅行先でも使えます。そして社会人なら出張中でも使えますし、大学生ならゼミの合宿でも使えます。
このように一人暮らしの方にはさまざまなメリットを持つWiMAX 2+をおすすめします。ただし、プロバイダ選択は少し難しいので、当サイトの比較表などを参考にして頂いて、慎重に検討することをおすすめします。
※やや内容が重複しますが、下記の記事もおすすめです
→WiMAXのはじめ方