WiMAXで圏外になりやすい場所

      2016/12/06

WiMAXで圏外になりやすい場所

管理人はWiMAXをメインの回線として使用しています。

スマホにはSIMカードが刺さっていなくて、WiMAX端末を持ち歩いてWi-Fi経由で通信しています。つまりWiMAXが圏外だと通信がまったくできません。今までWiMAXを使用した中で圏外になりやすい場所を挙げていこうと思います。

WiMAXの電波の特性

まずはじめにWiMAXの電波の特性をおさえておきたいと思います。

携帯電話やWiMAXは通信に極超短波(UHF:Ultra High Frequency)と呼ばれる電波(波長)を使っています。

このうち携帯電話は700~900Mhzを使用しています。少し前にSoftBankが「プラチナバンドを獲得してつながりやすくなりました!」と大々的に宣伝していましたが、この700~900Mhzが「プラチナバンド」と呼ばれる周波数帯です。このプラチナバンドは電波が回り込みやすい性質があり、建物や山の陰でも届きやすい性質を持ちます。つながりやすくて使いやすいのでプラチナ級の価値があるということでプラチナバンドと呼ばれています。実際、携帯電話はあらゆる場所でつながると思います。

一方、WiMAXは極超短波のうち、2.5Ghz帯と呼ばれる周波数帯を使用しています。これは、プラチナバンドに比べて直進性が高く、大量のデータを送れるという特性があります。WiMAXの通信速度が速いのはこの大量のデータを送れるという特性を利用したものです。

しかし、2.5GHzの電波はプラチナバンドに比べて、まっすぐ進みやすいのですが、その分回り込みにくいという特性があります。つまり、開けた場所では有利なのですが、山や建物の陰、部屋の奥まった場所ではやや電波が届きにくくなります。

これが携帯電話とWiMAXの違いです。これらの特性を抑えておくと、WiMAXがつながりやすい場所、つながりにくい場所がわかってきます。

地下

地下鉄の駅や地下街です。以前にWiMAXは地下鉄・地下街でもつながるのかという記事を書きました。WiMAX側の努力によって、地下街や地下鉄の駅でもつながりやすくなっています。UQ WiMAXの公式ページでは毎日のように開通情報が掲載されています。これは管理人としても実感しています。以前はつながらなかった地下鉄の駅や地下街でも使えるようになってきました。

確かにそうなんですが、最初に説明した特性があるので、奥まった場所や曲がり角の先などではつながらない場合があります。具体的には、地下街の飲食店の奥まった席、トイレ、通路の端、階段などです。

以前に友人と待ち合わせした時のことです。やり取りにLINEを使っていたのですが、ちょうど待ち合わせのお店が地下街の端っこにあってWiMAXの圏外でした。ですので、いったん繋がる場所に出て、待ち合わせをしてそれからお店に入ったことがありました。地下街の中心部なら問題ないと思いますが、奥まった場所や階段などでは携帯電話に比べて弱いようです。

室内の奥まった場所

WiMAXはアンテナに近い窓際の方がつながりやすいです。このため、端末を置く場合は窓際をおすすめします。逆に室内の奥まった場所だと電波が弱くなり、場所によっては圏外になることもあります。これはWiMAXの電波の特性によるものです。間取りの都合上、奥まった部屋や窓のない部屋で使用する場合は考慮しておいた方がいいかもしれません。

ちなみにWiMAXは常に電波の増強など品質改善に努めています。WiMAXに関する電波法設備規則が改定されたことにより、送信出力やアンテナ増幅能力を強化しています。その成果かどうかわかりませんが、管理人の家でも以前はつながりにくかった場所でもつながるようになりました。

高い建物の陰

管理人の親戚の家が関西にあってよく遊びに行きます。その家は大きな駅のすぐ近くで、WiMAXもバリバリのエリア内のはずですが、WiMAXは使えませんでした。その理由は高い建物の陰にあるからです。

ちょうどその家の前に6階建てのスーパーがあります。そのスーパーの陰に入っているためWiMAXがつながらないのです。おそらく、そのビルの反対側に最寄りの基地局があって、電波がビルに遮られているのではないかと思います。

エリア内であっても、高い建物の陰では圏外になる場合があります。ちなみにその家は地デジも受信しずらく、映りがよくありません。地デジが映りにくいような場所はWiMAXもつながりにくいかもしれません。

郊外・山間部

WiMAXの人口カバー率は90%を超えています。そして、毎日のようにエリアが広がっています。しかし、携帯電話に比べるとまだエリアが狭いのが実情です。

WiMAXは携帯電話に比べてユーザー数が少ないがその理由の一つです。もう一つは緊急性の違いです。携帯電話は緊急時に使用されることが多いため、できるだけ繋がる必要性があるからです。WiMAXのようなデータ通信は緊急性よりも、同じ場所で安定的に使われることが求めてられているのだからだと思います。

WiMAXは都市部や駅周辺から順にエリアが整備されていますが、郊外や山間部ではまだ圏外のところがあります。管理人の実家は岐阜県の山間部にあって、ずっと圏外だったのですが、つい最近繋がるようになりました。もし、今はエリア外だけど、今後繋いたいという方は、UQの公式ページにあるお客様の声を聞くというページでで要望を出しておくといいかもしれません。

また、ドライブやキャンプ、スノボなどのアウトドアで郊外に行くときも少し注意が必要です。施設周辺では繋がるかもしれませんが、山道などでは圏外になる可能性が高くなります。管理人はスマホのカーナビを使っているのですが、WiMAXが圏外になり使えなくなって焦った時があります。その時は、ドコモ回線のスマホを使っている友人がいて、そのスマホを借りることで、迷うことはありませんでした。もし、WiMAXだけだったら道に迷っていた可能性が高いです。

郊外や山間部でWiMAXを使うという場合は、事前にエリアを確認しておいた方がいいでしょう。

まとめ

いかがでしょうか。WiMAXの電波の特性を抑えておけば、圏外になりそうな場所はだいたい予測がつきます。たとえば、自宅の場合は端末を窓際に置くことでつながりやすくなります。また、外出先のカフェなどで使う際も、できるだけ窓側や通路側に座るようにするとつながりやすいでしょう。

WiMAXを使用する際の参考にして頂ければと思います。

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